アトピーは自分で治すもの

アトピーは、ヒトの成長と共に徐々に自然に治っていく病気です。 中学生くらいになると、殆どの人がビックリするくらい良くなります。 なかには、大人になっても症状が続く人もいますが、 多くは年齢と共に軽くなっていきます。 また、アトピーは、暗示効果の強い病気です。 そのため、民間療法では、根拠のない治療を信じ込ませる暗示療法のものがあります。 たとえば、「今、身体の中から毒が出ている時期です。 ですから、もう少し我慢してこの治療を続けていると治りますよ。」 というように言われ、何年も、そういい続けられて過ごしているうちに、 アトピーが自然に治ったりします。 それは、最初に書いたように、アトピーはヒト・・・

皮膚の構造

皮膚の表面は「角層(かくそう)」というものが何枚か重なっています。 言ってみれば、家で言う屋根瓦のようなものです。 そして、角層の隙間には、セラミドなどの 「角層細胞間脂質(かくそうさいぼうかんししつ)」で埋められています。 さらに、その表面には「皮脂膜(ひしまく)」があり、 この皮脂膜は、弱酸性の油で、アレルギーのもととなるアレルゲンや、 細菌、ウイルス、刺激物などから膜を保護しています。 皮膚に痒みが起きるのは、痒みを感じる神経が皮膚の表面に伸び、 刺激に敏感になるからです。 正常の場合、痒みを感じる神経は、皮膚の下のほうで大人しくなっていて、痒みは起こりません。 痒みを感じる神経が伸びて・・・

ドライスキン

ドライスキンとは、肌が乾燥し、カサカサした状態になっていること、 つまり「乾燥肌」のことをいいます。 皮膚に含まれる水分の量が少なくなっているかどうかについては、 測定器で測ると簡単に確認することができます。 しかし、皮膚をよくみてみると、 測定器で測らなくても、皮膚の状態はわかります。 皮膚の表面に細かく白い粉が吹いているような状態だと、 乾燥肌になっています。 乾燥肌の状態とは、皮膚の角層や皮脂膜がはがれ、 皮膚の表面から水分が蒸発している状態です。 皮膚がカサカサな乾燥肌の状態になっていると、 色々なものが皮膚の中に入り込んでしまいます。 普段は、皮脂膜が肌のバリア機能を果たしていますが・・・

アレルゲンとアレルギー

アレルゲンとは、アレルギーを起こす物質のことです。 アレルゲンの代表的なものとしては、 花粉やダニ、ハウスダスト、食べ物、動物、カビなどがあります。 アレルギーとは、アレルゲンが身体の中に入ってきたとき、 それが合わない体質の人だけ、身体が異常な反応を起こしてしまうことをいいます。 アレルゲンは、皮膚や目、鼻、口、気管などから入ってきます。 皮膚や口からアレルゲンが入り、アレルギー反応が起きると 「アトピー性皮膚炎」になり、皮膚の痒みが起こります。 目や鼻からアレルゲンが入ると、「アレルギー性結膜炎」や 「アレルギー性鼻炎」になり、 目のかゆみが起こったり、くしゃみや鼻水が止まらなくなります。・・・

アトピーの原因

アトピーの原因は、「ドライスキン」、そして「アレルギー体質」がミックスすることです。 つまり、アトピーは意外なほど単純なしくみで発生していることが分かります。 なかなか治らないので、発症のしくみも複雑では?と思ってしまいがちですが、 そうではないのですね。  

アトピーの検査

アトピーの検査とは、アレルギーの検査のことです。 血液を採って、TARC、好酸球数、IgEの値を調べます。 すると、身体の中の見えない部分のアレルギーの程度や反応の強さが、 手に取るように分かります。 また、LDHやRASTという検査で、皮膚の状態や、 どんな種類のアレルゲンに反応を示すのかと言ったことを調べる検査もあります。   TARC(ターク) TARCとは、アレルギーを起こす「ケモカイン」という物質のことで、 アトピーの勢いや重症度を診るときに用いられるものです。 TARCの目安は全国共通で、 2歳以上の子どもで743以下が正常、 大人の場合は450以下で正常です。 &nbs・・・

口腔アレルギー症候群

食べ物を食べた後、「唇が腫れた。」、「喉がイガイガする。」、 「胸が苦しくなった。」というような症状が出る人は、 「口腔アレルギー症候群」というアレルギーの病気を持っているということになります。 口腔アレルギー症候群は、最初に症状が出たのは「メロン」だったのに、 そのうち、「もも」や「トマト」、「キウイ」、「バナナ」でも アレルギーが出る様になってしまうということがあり、 さらに厄介なことに、「花粉症」の症状も出ると言う人が多いです。 口腔アレルギー症候群は、別名「花粉・食物アレルギー症候群」とも呼ばれています。 そして、花粉症と果物や野菜との関係が深い特徴を持っています。 たとえば、「シラカ・・・

ラテックス・フルーツ症候群

ラテックス・フルーツ症候群は、ゴム成分の「ラテックス」に対してアレルギーを起こす病気で、バナナやアボガド、栗、キウイなどのアレルギーを持つ人に多いアレルギーの病気です。 ラテックスアレルギーは、突然、ショック症状を起こすこともあるので、 注意が必要です。

アレルゲンは全て除去すべき?

アレルゲンは、RAST(ラスト)の検査で220種類ほど調べることができます。 ですが、これらのアレルゲンを全て取り除こうと思うと無理があります。 まずは、検査をして、「なにが大丈夫なのか、なにがダメなのか。」と 自分自身で知ることが必要です。 また、アレルゲンが、実際に体内に入ってきたときに、 アレルギー症状を起こすのか、 起こすのであれば、どんなアレルギー症状が出るのかを確認しなければなりません。 RASTの結果で、数値が高いものであっても アレルギー症状が出ないものもありますし、 逆に数値が低いからと安心していると、 重度のアレルギー反応を起こすことがあったりするからです。

布団を変えてもアレルゲンは除去できない

以前、RASTの検査をしたところ、「ハウスダスト」と「ダニ」の項目に アレルゲンの数値が高いことが分かった患者さんが、 何十万円もする布団を買った・・・という話を聞きました。 しかし、この布団がアレルギー対策に役立ったか?というと、 正直、微妙です。 なぜなら、ハウスダストやダニは、布団にだけいるわけではなく、 様々なところにいます。 徹底的にハウスダストとダニを除去しようとするのであれば、 毎日、何度も掃除をし、ほこり一つない家に住まなければン来間穿刺、 布団だけでなく、枕やぬいぐるみ、クッション、ソファ・・・ 全てのものを取り払わなければならないでしょう。 家中のもの全てを取り払っても、そ・・・

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